今回は、30代・40代・50代の大人の婚活女性に向けて、「自分らしさ」と「だれかと共に生きること」の間で揺れる本音について見ていきたいと思います。

若い頃は「誰かに愛される」＝「幸せ」と思っていたけれど、年齢を重ねる中で、結婚に対する価値観が変わって来ている女性は多いのではないでしょうか。

恋人と二人で過ごす時間が多ければ多いほど、愛されていると信じていた20代。

でも今は、仕事を終えて家に帰宅したとき、誰にもペースを乱されない静けさが心地よかったり、好きな音楽をかけてコーヒーを飲みながら自分と向き合える時間が、贅沢に感じたり。

そんな風に、ひとりで過ごす時間や空間が「心地よい」と感じられるのは、大人になったという証でもあるかもしれませんね。

１．だれかがそばにいる「温もり」や「安心感」が欲しい

２．ひとりが長い私だからこそ、大事にしたいもの

だれかと過ごすこと、だれかと出会うことは、ひとりで過ごす心地よさを「手放す」ことではありません。

これまでひとりが長いことで培った、「自分の時間の感覚」や気持ちの整理を「自分で行う習慣」、「人に依存しない関係性」を築けること、これらは大きな「強み」です。

だれかと出会うことは、”ひとり時間”を否定することではありません。

それらは、あなたがこれまでにじっくりと自分を育んだ大事な時間なのです。

婚活をする上で大事なことは、

お相手に依存したり、求めたり、妥協するのではなく、

自分を大切にしながら、お互いを尊重し、豊かさを分け合うことではないでしょうか。

恋愛や結婚は、これまでの「自分を変えること」ではなく「自分らしさを受け入れてくれる人と出会うこと」です。

人間関係を構築する上で、自分のペースを相手に「合わせる」ことでうまく行くとされがちですが、大人女性の婚活は「お互いのペースを尊重し合える人」と出会うことが大切ですね。

だれかと一緒に生きるとは、依存でも妥協でもなく、お互いの心地よい距離感、ちょうどいい距離感を見つけていくことかもしれません。

あなたがこれまでに大事にしてきた「自分のペース」が、お相手の「安心感」となれば素敵ですね。